パキポディウム全種類一覧|図鑑まとめ【2026年版】

パキポディウム属(Pachypodium)はマダガスカル・南アフリカ原産の多肉植物で、流通している主な種は15種類ほど。属名の意味は「太い足」(ギリシャ語 pachys + podion)。国内で最もよく流通するのはグラキリス・ラメレイ・恵比寿笑い(ブレビカウレ)の3種です。


目次

パキポディウム全種類の難易度別一覧

初心者向け(育てやすい・流通量が多い)

スクロールできます
種名通称特徴記事リンク
P. lamereiパキポディウム・ラメレイ最も流通量が多い入門種。白い幹と白花詳細記事
P. geayiパキポディウム・ゲアイーラメレイに似るが灰色のベルベット状幹。赤い葉脈詳細記事
P. rosulatumパキポディウム・ロスラーツムコンパクトな株形・黄花詳細記事
P. horombenseパキポディウム・ホロンベンセロスラーツムに近縁・丸みある塊茎詳細記事

中級者向け(管理のコツが必要)

スクロールできます
種名通称特徴記事リンク
P. graciliusパキポディウム・グラキリス最人気種。丸いボールのような塊茎詳細記事
P. brevicaule恵比寿笑い扁平な塊茎・黄花。低温と過湿に弱い詳細記事
P. densicaule恵比寿大黒グラキリスと恵比寿笑いの自然交配種説あり詳細記事
P. baroniiパキポディウム・バロニー赤い花が特徴・属内では珍しい赤花詳細記事
P. windsoriiパキポディウム・ウィンゾリー赤花・マダガスカル北部固有詳細記事

上級者・コレクター向け(希少・管理が難しい)

スクロールできます
種名通称特徴記事リンク
P. inopinatumパキポディウム・イノピナツム高山種・涼しい環境を好む詳細記事
P. eburneumパキポディウム・エブレネウム象牙色の棘・マダガスカル固有詳細記事
P. ambongenseパキポディウム・アンボンゲンセ希少種・入手難詳細記事
P. decaryiパキポディウム・デカリー螺旋状に並ぶ葉が個性的詳細記事
P. saundersiiパキポディウム・サンデルシー南アフリカ産・白花・根型
P. succulentumパキポディウム・サクレンタム根塊型・流通が増えている詳細記事

種類の選び方:目的別おすすめ

「最初の1株」を選ぶなら

ラメレイP. lamerei)がベストです。理由は:

  • 全種の中で最も安価(500円〜)
  • 夏型で管理がシンプル
  • 白い幹と白花という「パキポディウムらしさ」を十分に体験できる

詳しくは初心者向け塊根植物おすすめ10選を参照してください。

「最も人気・価値が高い種」なら

グラキリスP. gracilius)。球形の塊茎が美しく、コレクター需要が高い。大型個体は数万〜十数万円になることも。ただし、人気に乗じた品質の悪い株も多く出回っているため、購入先の選定が重要です。

「花を楽しみたい」なら

赤花を咲かせるバロニーP. baronii)またはウィンゾリーP. windsorii)。珍しい赤花系パキポディウムとして、育てて開花した時の達成感が大きい。

「コンパクトに育てたい」なら

恵比寿笑いP. brevicaule)。扁平で大きくなりにくく、省スペースで育てられる。ただし低温と過湿に敏感なため、冬管理に注意が必要。


パキポディウムの共通育て方

すべての種に共通する基本管理:

項目内容
日照直射日光6時間以上(夏型は特に重要)
水やり春〜秋は土が乾いたら充分に。冬は落葉後ほぼ断水
最低気温5℃以上(種により異なる。恵比寿笑いは10℃推奨)
用土硬質赤玉土4:軽石3:鹿沼土2:くん炭1(用土ガイド参照)
CITESApp. II(すべての種)

冬の管理詳細は塊根植物の冬越し管理を参照してください。


グラキリス・ラメレイ・恵比寿笑いの3種比較

スクロールできます
比較項目グラキリスラメレイ恵比寿笑い
塊茎の形球形〜卵形細長い円柱扁平な塊
花色黄花白花黄花
成長速度遅い速い遅い
難易度中〜難
価格高い安い中程度
初心者向き

まとめ

  • パキポディウムには15種以上の品種があり、難易度は大きく異なる
  • 初心者の最初の1株はラメレイがおすすめ
  • 最人気・コレクター価値が高いのはグラキリス
  • すべての種がCITES付属書IIに掲載(ワシントン条約対象)
  • 基本的な育て方は全種共通(夏型・断水越冬・直射日光必須)
  • URLをコピーしました!
目次